消防団員の処遇改善を!

消防団員について、報酬と操法訓練大会の在り方について一般質問をしました。

なぜこの質問にいたったのかを説明します。


消防団員数が減少していることや、災害が多発化・激甚化する中、消防団員の負担が増加していることを踏まえ、消防庁では、消防団員数を確保することを目的とした「消防団員の処遇等に関する検討会」を開催し、検討を行い

「消防団員の報酬等の基準の策定等について」

という文書を消防庁長官から各市町村に発出されました。


内容を簡単に説明すると、

これからも消防団員の存在は必要不可欠であり、それを維持するためにも消防団員の処遇の改善しなくてはいけない、報酬等の基準を策定したので、令和4年4月1日からそうすること。

報酬は直接支給すること。直接支給に関しては何度も言っているので、前倒しでそうすること。

こんな感じです。 

文書は令和3年4月13日に発出されてます。


私が問題視するのは、期限が過ぎているのに、直接支給ができていないこと。


市が直接支給してないことにより消防団員の社会的評価が低下している可能性。


消防団員の個人報酬は団や部にまとめて支給され、個人にはわたらず、団や部の飲み会、旅行、備品の購入にあてられているということ。


この現状を不公平だと言っている団員がいること。


そのお金の使い方が公金の不正利用だと問題にされる恐れがあること。



これは全国的に問題になっており、マスコミに取り上げられたことにより早々に改善している自治体もあります。

今回の通知を受けて、お隣の湯沢市や大仙市も直接支給になっています。もはや横手市は県内でも少数派です。

直接支給に関しては消防庁より過去に5度も改善するように通知がきております。

今回の文書による通知は適用すべき期限や金額等が明確に示されており、本気を感じさせるものです。

今後、問題起きても国では責任を取りませんということでしょう。

でも変わらない横手市。

なぜなのでしょうか?

示された基準には報酬を上げなくてはいけないともありましたが、そこは財源確保の問題もあり難しいのはわかります。

私がまずやるべきと考えるのは直接支給です。すぐできます。不公平をなくしましょう。

個人報酬は個人に直接支給しましょう。

すごく当たり前のことを言ってるだけなのですが、それが理解してもらえない。

長年の慣習を大事にする横手市。。。


でも、それではダメなんだ。と、消防関係者のお偉い人方や有識者が検討会で議論した結果としてでた国の指針をどう考えるのか。


正直、現状をわかっていただければ市長も

なるほどな。改善せねばな。

となるのかなと思っておりました。

私の伝え方がよくなかったと反省しております。

珍しく熱くなってしまいました。

長年の慣習を変える難しさ。

伝えることの難しさ。

まだまだ修行が足りません。


地域を守る消防団員の処遇改善をせよ!


消防団員の現状を知ってほしいです。良かったらご視聴ください。

質問は他にもありましたが、熱くなってしまったことにより時間配分が狂いましたので、その他の質問は再質問せずに駆け抜けて終わってしまいました。


答弁を考え、激論する準備をしていただいておりました職員の皆さん、時間内に終わるか心配させてしまいました議長、申し訳ありませんでした。



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